解体予定のタワーマンションの価格

2021-11-06

性能偽装された免振ゴムが使用されたことが発覚し、解体が予定されているタワーマンションの取得価格が37億4千万円との記事を見ました。このタワーマンションは2006年築、215室の全てが賃貸物件とのことです。

タワーマンション1棟の鑑定評価、難しい評価の一つだと思いますが、今回のような賃貸物件の場合は収益価格の比重が重く、今回のような解体予定の場合、価格決定のプロセスはどのようなものになるのでしょうか?

まだ耐用年数の十分残るマンションの解体、社会経済的利益保護の観点からは避けるべきとは思いますが、耐震性に問題があるのであれば解体も仕方ないのかもしれません。

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