Archive for the ‘不動産のお話’ Category
トレーラーハウスの街
先日、ボートハウスのことを書きましたが、今朝、トレーラハウスを活用した施設が静岡県に計画されている、との記事を見ました。
この計画は、トレーラーハウスを活用した宿泊施設や飲食店を設置するもので、大規模なキャンプ場のようなものみたいです。最近は、車中泊によるキャンプも流行っており、アウトドア好きには興味深い施設になりそうです。
トレーラーハウス、海外の映画やドラマなどでは、仮住まいではなく、そこに定住している人も出てきますが、中も広くて、普通の住宅のように快適に生活している様子が見て取れます。
トレーラーハウスやボートハウス、3Dプリンターの家・・・、近い将来新たな居住スタイルが、日本に定着するかもしれません。
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蔵の活用法
最近増えてきた古民家売買、古い農家や商家などの場合、敷地内に蔵が建っていることもよくあります。
蔵は昔の人が、大切なものを保管していた場所で、中の物を守るため災害に強い造りになっています。現在、使用されているものも多くあります。
先日、石川県の古民家で蔵をリフォームするため、クラウドファンディングを始めた、との記事を見ました。蔵をリフォームして、コミュニティスペースなどとして活用する予定だそうです。
この記事によると、この蔵は91cmごとに柱が建っており、全て通し柱になっているそうです。土壁であり、現在の耐火建築物でもあります。
私も父から生前、自宅の蔵を壊したとき、中々壊れず、10トントラックをぶつけて壊した、との話を聞いたことがあります。戦時などでも壊れないよう、堅固に造られていたそうです。
最近少なくなった蔵、古民家と同様、新しい所有者に大切に使われて欲しいと思います。
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ボートハウスのお話
人は陸上で生活することが殆どで、土地の上に建てられた住居で生活することが一般的ですが、世界には水上、船の中で生活している人もいます。小説などを読むと、日本でも河川にて船上生活をしていた人が出てくるシーンがあります。
この船上生活、フランスのパリにあるセーヌ川では、大富豪がプール付きの豪華ヨットで暮らしていると聞いたことがありますし、香港などでは陸上での住居費が高額なため、船上生活をしている人もいます。
先日、カナダのトロントの湖畔にてボートハウス生活している人の記事を見ました。カナダも土地の値段が高く、マリーナの使用料を考えても船上生活の方が費用が安いそうです。
地価の上昇が続いていますが、今回のカナダのケースのように日本でも船上生活する人のためのマリーナ設備の建設が増えていくかもしれません。
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駐車場は必要か?
駐車場、かっては一家に一台という時代もありましたが、自動車社会の普及と共に、一人一台の家もあり、自宅にも駐車場が2台ある家が当たり前になってきました。特に、愛知県は車の普及率が高く、自宅を探すとき、駐車スペースの有無が重要な要素になるようです。
一方、最近の若者の車離れに代表されるよう、車を持たない世帯も増えており、戸建住宅やマンションでも、駅近物件の場合、駐車スペースの少ない物件も多くなっています。
最近は敷地の狭い狭小戸建住宅も増えており、駐車スペースがない、又はとても狭いスペースの物件も見られます。やはり車を持ちたい、という方は、その狭いスペースに車を停める技術を習得するようです。
先日、狭小スペースに、畳んだミラーが当たる寸前で駐車された写真を見ました。最近の車はモニターやセンサーがあるので可能なのかもしれませんが、初めての方ではおそらく駐車できないと思います。
車体価格の上昇や燃料費の高騰など、今後の車社会の展望は見えないところがありますが、狭いスペースに車を停める工夫はなくならないのでは、と思いました。
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札幌市のタワーマンション
先日、旭川市のタワーマンションについて書きましたが、札幌市でもタワーマンションの建設が進んでいます。
タワーマンションをはじめマンションは立地が重要ですが、特に駅から徒歩圏の物件は人気が高いです。その中の一つ、札幌駅北口まで徒歩3分の場所に、今年12月、地上48階建てのタワーマンションが完成します。
ちなみに最高価格の部屋は5億円、その部屋を含め、既に9割以上が成約済みとのことです。注目すべきは、購入者は北海道内の人が6割、道外が4割とのこと、相変わらず投資目的での購入が多いということです。
長らく停滞期にあった北海道経済、金融緩和の影響が北の都にまで波及したことを実感した出来事でした。
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木造住宅の耐用年数
木造住宅は非堅固建物とされており、耐用年数は他の堅固建物である鉄筋コンクリート造や鉄骨造より短いのが一般的です。
ちなみに、国交省の法定耐用年数は22年だそうですが、その期間を超えても当然、その住宅に居住することは可能です。
木造戸建住宅の鑑定評価をする場合、耐用年数は25年程度が多いのかと思います。但し、築年数が25年を過ぎた場合であっても、倒壊などの危険性がなければ耐用年数を伸ばして躯体に価値を付けることが多いです。
よく、格安戸建住宅の場合、耐用年数も短い、と言う声が聞こえますが、格安戸建住宅であっても法の規準をクリアしており、修繕や管理をしっかり行えば、長期間の居住も可能だと感じています。
最近、中古戸建住宅の売り物件を見ることが多いのですが、しばらく売りにだしても買い手がつかず、結局、取り壊されて更地として売買されるケースが多いように感じています。
管理もしっかりされており、大切に住まわれていた家が取り壊されてしまう・・、とても切ない気持ちになります。
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のび太の家の価格
漫画やアニメの設定は、当然ですが全て架空の出来事であり、実際に存在するものではありませんが、サザエさんやドラえもんなど、特に東京が舞台になっている漫画のもしも?を想像して出された本もあります。
先日、ドラえもんののび太の家を実際に建てたらいくら?との記事を見ました。ちなみに場所は漫画の中で出てきた郵便番号から推測した練馬区桜台、土地は約40坪、建物は木造で延面積25坪という設定でした。
結果は、土地は約1億円、建物はローコスト住宅で1600万円~1700万円だそうです。やはり東京、40坪の広さで1億円ですごいですね。
土地の算定根拠は、練馬区桜台で坪約250万円で土地が売りに出ていたからとか。漫画の中の場面から、土地の方位や形状、前面道路の長さなどが推測できれば、もっと正確な評価額がでるかもしれません。
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中古戸建住宅、マンションのリフォーム済価格
中古戸建住宅や中古マンションを売買する場合、現状での取引が通常ですが、最近は買い手の購入意欲を則すため、ハウスクリーニングやリフォーム済みの物件も多くなった印象があります。
リフォーム済みの物件は、買い手の好みで仕様などを決めれない欠点はありますが、他の人が何年も住んだ家が、ぱっと見新築のように見えるという利点もあります。また、購入後、直ぐに住めるのも魅力です。
このリフォーム済み物件、先日、ネットで自分でリフォームするよりリフォーム済み物件の方がお得、との記事を見ました。不動産業者が標準的なリフォームをするので、お金がそれほどかからないのだそうです。
私は昔、不動産業に従事していた知人から、絶対にリフォーム前物件の方がお得、と聞いたことがあります。リフォームに限らず、造作も全て不動産業者の利益が乗るので、割高になるのだそうです。
ちなみに私はリフォーム前物件の方がお得だと思います。居住用ではありませんが、小予算で不動産投資をやられている方は、業者を通さずご自身でリフォームをやられていますし、もし、業者の方が安いのであれば、DIYなど流行らないと思いますし。
私の知り合いでも、中古マンションをリノベーションした際、建材をご自身で調達し、知り合いの大工さんに施行を頼んだ方がいましたが、びっくりするくらい安い金額でした。
こんかいのネット記事、おそらく買取再販をやられている不動産業者の方が、販促目的で書かれたのかな、と思いました。
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地方の工場用地が土地バブル?
先日発表された地価公示で工業地の地価が上昇した地点があったことに触れましたが、昨日、九州と北海道で工業地の地価が急騰した地点があったことを知りました。
熊本県では外資の半導体工場の建設計画が持ち上がり、工場所在地と周辺町の地価が2~3倍になったそうです。ちなみに今回の地価公示でも、31%の上昇と全国トップだったそうです。
一方、北海道でも国内社による半導体工場の計画があり、地価が上昇する気配を見せています。
円安による製造業の国内回帰が期待される中、今回の半導体工場の建設計画、日本経済によい影響を与えることを期待したいと思います。
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東京、大阪、名古屋の家賃可視化マップ
アパートやコーポ、マンションなどを借りる際、今時の人は殆どインターネットの物件募集サイトを見ると思います。
その際、希望の家賃や場所、最寄り駅や延面積、築年などを入力すると、条件に合致した物件が一覧で表示され、気になる物件の詳細を見比べて借りる部屋を決めるのが一般的になってきました。
先日、東京、大阪、名古屋の家賃相場をマップ化し、可視化できるサイトが公開された、との記事を見ました。とても分かりやすく、きれいな円を描くように家賃相場が表示されることが分かります。
この家賃相場マップ、最近主流になりつつある広めの1K(25㎡)の平均家賃相場を可視化したもので、東京都区内の家賃が10万円台と最高、大阪の梅田や難波で7万円~8万円m、名古屋で最高6万円台だそうです。
10万円の家賃、名古屋だと家族向けマンションはもちろん、一戸建てでも借りれそうな金額ですが、やはり東京の住居費の高さは際立っていますね。
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